カスタマーサービス管理 (CSM) の時間記録

  • リリースバージョン: Australia
  • 更新日 2026年03月12日
  • 所要時間:4分
  • ケースおよびケースタスクに費やした作業時間を記録します。作業時間エントリは、マネージャ承認のために、タイムカードとタイムシートを自動的に生成します。

    カスタマーサービスエージェント (sn_customerservice_agent ロールを持つユーザー) は、ケースに関連するアクティビティに費やした時間を記録し、タイムカードとタイムシートを作成し、承認のために送信できます。マネージャーは、タイムシートを承認し、さまざまなタイプのアクティビティのコストレートを定義し、経費ラインに変換することができます。

    時間記録機能によってタイムカード管理アプリケーションの機能が カスタマーサービス管理 (CSM) に拡張されます。エージェントは、タスクにかかった時間をケースフォームまたはケースタスクフォームから、そしてミーティングやトレーニングなど、その他のアクティビティにかかった時間を作業時間フォームから記録することができます。作業時間を入力すると、各タスクと選択した作業カテゴリごとにタイムカードが自動的に作成されます。タイムカードには、1 週間のタイムシートが自動的に含まれます。

    また、時間記録機能によって コスト管理アプリケーションの機能が カスタマーサービス管理 (CSM) に拡張されます。カスタマーサービスマネージャは、さまざまなアクティビティに対して異なるコストレートを定義する労務レートカードを作成できます。タイムシートは賃金レートカードを使用してコストを決定し、経費ラインを生成します。

    エージェントは、タイムカードに記録された時間を変更できます。タイムシートが承認され、タイムカードが処理された後でも、エージェントは作業時間を変更できます。タイムシートが [保留中] ステータスに戻り、新しいタイムカードが作成されます。エージェントが同じ週の承認済みのタイムシートにさらに作業レコードを追加すると、現在の週に新しいタイムシートレコードが作成されます。

    マネージャーは、アサイン先グループ内のエージェントの作業時間レコード、タイムカード、およびタイムシートを表示したり、タイムシートを承認および却下したりすることができます。タイムシートが承認されると、システムはタイムカードを処理し、タイムカードカテゴリに基づいてレートカードを使用して経費ラインを作成します。

    時間記録プラグイン

    時間記録機能を使用するには、カスタマーサービス管理 (CSM) プラグイン (com.sn_customerservice) およびカスタマーサービスの時間記録プラグイン (com.snc.csm_time_recording) が必要です。

    ユーザーロール

    時間記録機能によって、次のロールが追加されます。

    表 : 1. 時間記録ユーザーロール
    ロール 説明
    タイムカードユーザー

    [timecard_user]

    ケースとタスクに関する作業時間を記録します。タイムカードに関する作業時間のエントリを表示、変更、および削除し、承認のためにタイムシートを送信します。

    カスタマーサービスエージェント (sn_customerservice_agent) ロールを持つユーザーは、timecard_user ロールを継承します。

    このロールは、エージェントによって作成されたタイムシート、タイムカード、および作業時間レコードへのアクセスを制限します。

    タイムカードアドミン

    [timecard_admin]

    カスタマーサービスエージェントのタイムシートをレビュー、承認、および却下します。

    カスタマーサービスマネージャロール (sn_customerservice_manager) を持つユーザーは、timecard_admin、timecard_approver、および timecard_manager ロールを継承します。

    このロールは、マネージャーがアサインしたグループのエージェントによって作成されたタイムシート、タイムカード、および作業時間レコードへのアクセスを制限します。

    システムプロパティ

    時間記録機能によって、次のプロパティが追加されます。

    表 : 2. 時間記録のシステムプロパティ
    プロパティ 説明
    com.snc.time_card.time_worked カスタマーサービス管理 (CSM) の時間記録機能を有効にします。デフォルト設定では [False] になっています。
    注:
    このプロパティは、タイムシートポリシーフォームの [タイムカードへの作業時間入力の自動化] フィールドに置き換えられました。このフィールドが有効になっている場合、ユーザーのタイムカードには、作業時間入力の情報が自動的に入力されます。
    com.snc.time_card.default_rate 賃金レートカードのレートが利用できない場合に、タイムカードの処理時に使用されるデフォルトの時間レート。

    タイムシートポリシー

    時間記録機能では、デフォルトのタイムシートポリシーが使用されます。

    sn_customerservice_agent ロールを持つユーザーは、com.snc.time_card.time_worked システムプロパティの設定に関係なく、作業時間レコードを作成すると、タイムカードが自動的に作成または変更されます。タイムシートポリシーは、この機能を制御します。システムアドミニストレーターは、そのユーザーに対して別のタイムシートポリシーを作成することにより、sn_customerservice_agent ロールを持つ特定ユーザーのタイムカード自動作成を無効にすることができます。

    賃金レートカード

    時間記録機能には、1 つの賃金レートカード [CSM レートカード (デフォルト)] があります。

    必要に応じて、システムアドミニストレーターは追加の賃金レートカードを作成できます。移動先 コスト > コスト > 賃金レードカード をクリックし、[ 新規 ] をクリックして賃金レートカードを作成します。