貢献者ユーザー

  • リリースバージョン: Australia
  • 更新日 2026年03月12日
  • 所要時間:13分
  • 貢献者ユーザーロールでは、顧客の問題と要求の解決をサポートするように、内部および外部のユーザーに任せることができます。

    貢献者ユーザー機能は、内部および外部の顧客に対して、統一されたカスタマーサポートを提供します。この機能では、共有サービスチームとサービス組織を通じて、内部および外部の顧客にサービスを提供できます。
    • サービス組織が相互に、または外部の顧客をサポートできるようにします。
    • 従業員が自分自身と外部顧客のサポートを要求できるようにします。
    • ​ケースの解決に必要な特定のタスクを中央オフィスエージェントが実行できるようにします。

    貢献者ユーザーロールの概要

    貢献者ユーザー機能には、ユーザーにアサインできるいくつかのロールが含まれており、このロールにより、ケース、ケースタスク、ケース関連情報へのアクセスを制御できます。これらのロールは、さまざまなビジネスニーズに基づいてユーザーにアサインできます。場合によっては、これらのロールにより、親ケースおよび関連の顧客情報にアクセスすることもできます。

    図 : 1. 貢献者ユーザーロール
    貢献者ユーザーロールを定義するテーブル。テキストの説明については、「貢献者ユーザーロールの説明と機能」表を参照してください。
    貢献者ユーザー機能には、ケース、ケースタスク、コア顧客データを従業員が表示できるようにするビューアーロールも含まれています。これらのロールは次のとおりです。
    • ケースビューアー
    • ケースタスクビューアー
    • 顧客データビューアー
    表 : 1. 貢献者ユーザーロールの説明と機能
    要求者タイプ 説明 できること
    任意の顧客の要求者

    任意の顧客に代わってケースを作成できる要求者。

    このユーザーのタスク:
    • アカウント、連絡先、またはコンシューマーとの連携
    • カスタマーサービスポータルまたは消費者サービスポータルによる顧客のサポート
    ロール:
    • アカウント貢献者 (sn_customerservice.account_contributor)
    • コンシューマー貢献者 (sn_customerservice.consumer_contributor)
    このユーザーが実行できる操作:
    • ナレッジ記事およびカタログアイテムの検索
    • (カタログアイテム (要求) のケースを含む) 事業所を訪問する顧客のためのケース作成
    • 電話、Web、チャット、仮想エージェント、メッセージングなど、顧客が利用可能なコミュニケーションチャネルからのケース作成
    ケースの内部ユーザーでもある場合、このユーザーは次の操作を実行できます。
    • その他のコメントと添付ファイルの追加
    • ソリューションの承認または却下
    • ケースのクローズ
    • ケース更新の通知の受信
    • 作業メモの読み取り
    担当顧客の要求者

    関係が確立されている顧客の代わりにケースを作成できる要求者。

    このユーザーのタスク:
    • アカウント、連絡先、またはコンシューマーとの連携
    • カスタマーサービスポータルまたは消費者サービスポータルによる顧客のサポート
    • 顧客関係の管理および顧客ケースのサポート

    ロール:関係貢献者 (sn_customerservice.relationship_contributor)​

    このユーザーが実行できる操作:
    • ナレッジ記事およびカタログアイテムの検索
    • 関係がある顧客の代理としてのケース作成
    • 電話、Web、チャット、仮想エージェント、メッセージングなど、顧客が利用可能なコミュニケーションチャネルからのケース作成
    • 関係のある顧客のために作成されたすべてのケースの表示とフォローアップ
    • 顧客データの更新 (連絡先や住所の追加など)
    • ケースの更新:
      • その他のコメントと添付ファイルの追加
      • ソリューションの承認または却下
      • ケースのクローズ
      • ケース更新の通知の受信
      • 作業メモの読み取り
    サービス組織の要求者

    事業所に代わってケースを作成できる要求者。

    このユーザーのタスク:
    • アカウント、連絡先、コンシューマー、世帯との連携
    • カスタマーサービスポータルまたは消費者サービスポータルによる顧客のサポート

    ロール:サービス組織貢献者 (sn_customerservice.service_organization_contributor)

    このユーザーが実行できる操作:
    • ナレッジ記事およびカタログアイテムの検索
    • (カタログアイテム (要求) のケースを含む) 事業所を訪問する顧客のためのケース作成、およびこれらのケースのフォローアップ
    • 電話、Web、チャット、仮想エージェント、メッセージングなど、顧客が利用可能なコミュニケーションチャネルからのケース作成
    • ユーザーの事業所向けに作成されたその他のケースの確認およびフォローアップ
    ケースの内部ユーザーでもある場合、このユーザーは次の操作を実行できます。
    • その他のコメントと添付ファイルの追加
    • ソリューションの承認または却下
    • ケースのクローズ
    • ケース更新の通知の受信
    • 作業メモの読み取り
    自分自身の要求者

    自分自身のためにケースを作成できる要求者。

    組織で提供されている場合、この要求者は、統合従業員ポータルを通じてケースにアクセスします。

    ロール:自己貢献者 (sn_customerservice.self_contributor)

    このユーザーが実行できる操作:
    • ナレッジ記事およびカタログアイテムの検索
    • (カタログアイテム (要求) のケースを含む) 自分自身のためのケース作成
    • 電話、Web、チャット、仮想エージェント、メッセージングなど、顧客が利用可能なコミュニケーションチャネルからのケース作成
    • 自分で作成したケースを表示およびフォローアップします。
      • その他のコメントと添付ファイルの追加
      • ソリューションの承認または却下
      • ケースのクローズ
      • ケース更新の通知の受信
      • 作業メモの読み取り
    ケースタスクエージェント
    ケースの解決に必要な特定のタスクセットを実行する、中央オフィスエージェントなどの履行者。ケースタスク:
    • エージェント、部門、またはグループにアサインされます。
    • 部門またはグループの特定の機能または専門知識に重点を置いています。

    通常このエージェントは、ワークスペースを使用してこれらのタスクを完了します。

    ロール:ケースタスクエージェント (sn_customerservice.case_task_agent​)

    このユーザーが実行できる操作:
    • 自分自身、グループ、または部門にアサインされたケースタスクの表示および実行
    • アクセスできるケースタスクの親ケースの表示
    • 作業メモやその他のコメントを通じた、親ケースに関するエージェントとのやり取り
    • 作業メモやその他のコメントを通じた、親ケースのその他のケースタスクに関するエージェントとのやり取り
    • ケースタスクの完了に必要な顧客情報へのアクセス
    • 親ケースのステータスまたはステージを更新するケースタスクを変更します。
    • ケースタスクに役立つナレッジ記事の検索

    貢献者ユーザーロールは、さまざまな CSM プラグインで利用できます。これらのユーザーロールの詳細については、「貢献者ユーザーロール」を参照してください。

    [ケース] フォームに追加されたフィールド

    貢献者ユーザー機能は、ケースの顧客識別に使用される [ケース] フォームに 2 つのフィールドを追加します。これらのフィールドは、[アカウント] および [コンシューマー] フィールドに加えて使用されます。
    表 : 2. [ケース] フォームに追加された顧客フィールド
    フィールド 説明

    要求者の組織

    このフィールドには、サービス組織の名前が表示されます。このフィールドに値があり、[アカウント][コンシューマー] フィールドが空の場合、ケースの顧客はサービス組織です。

    このフィールドは、Service Organization プラグイン (com.snc.service_organization) に含まれています。

    要求者 このフィールドには、要求者の名前が表示されます。このフィールドが入力されていて、[ アカウント]、[ コンシューマー]、および [要求者組織] フィールドが空の場合、ケースの顧客は従業員です。

    このフィールドは、 カスタマーサービスプラグイン (com sn_customerservice) に含まれています。

    カスタマーサービスプラグインは、貢献者ユーザーの [ケース] フォームの [メモ] セクションに 2 つのフィールドを追加します。
    表 : 3. [ケース] フォームに追加された貢献者フィールド
    フィールド 説明
    貢献者ユーザー ケースタスクエージェントロールを持つユーザーがケースタスクにアサインされると、ユーザーは [貢献者ユーザー] フィールドに追加されます。

    ユーザーがケースタスクフォームの [アサイン先 ] フィールドから削除され、ケースの他のタスクにアサインされていない場合、そのユーザーは [ 貢献者ユーザー ] フィールドからも削除されます。

    貢献者グループ ケースタスクエージェントロールを持つユーザーがケースタスクにアサインされると、ユーザーのアサイン先グループが [貢献者グループ] フィールドに追加されます。

    ユーザーがケースタスクフォームの [担当者 ] フィールドから削除され、アサイン先グループの他のメンバーがケースの他のタスクにアサインされていない場合、アサイン先グループは [ 貢献者グループ ] フィールドから削除されます。

    グループがケースタスクフォームの [アサイン先グループ ] フィールドから削除され、グループがケースの他のタスクにアサインされていない場合、アサイン先グループは [ 貢献者グループ ] フィールドから削除されます。

    顧客レコードプロデューサーのケース作成

    貢献者ユーザー機能により、レコードプロデューサーが追加されます。貢献者ユーザーは、カスタマーサービスポータルやコンシュマーサービスポータルからアクセスし、このプロデューサーを使用してケースを作成できます。このレコードプロデューサーでケースを作成する場合、[このケースは誰のために作成していますか? (Who are you creating this case for?)] フィールドに、顧客のためのさまざまなオプションが表示されます。表示されるオプションは、ログインユーザーにアサインされたロールによって異なります。

    図 : 2. 顧客レコードプロデューサーのケース作成
    エージェントがケースを作成する対象者 (アカウント、コンシューマー、事業所、または自分自身) を説明する [顧客ケースの作成] フォーム。
    貢献者ユーザーがオプションを選択すると、その顧客タイプに関連する追加フィールドが表示されます。
    表 : 4. [顧客ケースの作成] レコードプロデューサーに追加された顧客タイプフィールド
    顧客オプション 追加フィールド
    アカウント
    • レポート担当者 (Reported by):アカウント貢献者ロールを持つログインユーザー。
    • アカウント:アカウントの名前。
    • 連絡先:アカウントの連絡先。
    コンシューマー
    • レポート担当者 (Reported by):コンシューマー貢献者ロールを持つログインユーザー。
    • コンシューマー:コンシューマーの名前。
    • 世帯:コンシューマーが属する世帯。
    事業所
    • レポート担当者 (Reported by):サービス組織貢献者ロールを持つログインユーザー。
    • 要求元の事業所 (Requesting Business Location):サポートを要求しているサービス組織の名前。
    • 事業所にサポートを要求しています:要求元の事業所が支援を求めているサービス組織の名前。
    自分自身 報告者:自己貢献者ロールを持つログインユーザー。
    すべての顧客オプションに共通するレコードプロデューサーの追加フィールドには、[優先度][チャネル][件名]、および [説明] が含まれています。

    カスタマーサービスポータルおよび消費者サービスポータルでのレコードリストの表示

    カスタマーサービスポータルおよび消費者サービスポータルの [自分のリスト] ウィジェットには、レコード表示のためのさまざまなフィルターがあります。

    図 : 3. 消費者サービスポータルの [自分のリスト] ウィジェット
    ケースレコードをソートするためのフィルターを含む [自分のリスト] ウィジェット。フィルターのテキストの説明については、「自分のリストフィルター」テーブルを参照してください。

    このウィジェットでは、ログインユーザーにアサインされたロールに応じて次のフィルターが表示されます。

    表 : 5. 自分のリストフィルター
    貢献者ユーザー 自分のリストフィルター
    アカウント貢献者 アカウントのケース
    コンシューマー貢献者 コンシューマーのケース
    サービス組織貢献者
    • 事業所のケース (自分):事業所に代わって貢献者ユーザーが作成したケース。
    • 事業所のすべてのケース:ケースの作成者に関係なく、貢献者の事業所に代わって作成されたすべてのケース。
    自己貢献者 自分自身のケース (Cases for myself)
    関係貢献者 (Relationship contributor) このユーザーに設定された関係に応じてフィルターが表示されます。
    • アカウントのケース (自分):ユーザーがアカウントマネージャーである場合、アカウントの代わりに貢献者ユーザーが作成したケース。
    • アカウントのすべてのケース:ケースの作成者に関係なく、ユーザーがアカウントマネージャーであるアカウントに代わって作成されたすべてのケース。
    • コンシューマーのケース (自分):ユーザーが関係マネージャーである場合、コンシューマーまたは世帯に代わって貢献者ユーザーが作成したケース。
    • コンシューマーのすべてのケース:ケースの作成者に関係なく、ユーザーが関係マネージャーである、コンシューマーまたは世帯に代わって作成されたすべてのケース。

    詳細については、「サービスモデル基盤 関係性」を参照してください。

    ケースタスクへのアクセス

    ケースタスクエージェントロールを持つユーザーは、リスト、ダッシュボード、およびランディングページで、ケースタスクを表示したりアクセスしたりできます。

    ウィジェットを使用して、ダッシュボードやランディングページでケースタスクを表示します。

    表 : 6. ケースタスクを表示するためのウィジェット
    ウィジェット 表示されたタスク情報
    自分のケースタスク このウィジェットには、各ケースタスクに関して次の情報が含まれています。
    • タスク番号
    • ステータス
    • 件名
    • 優先度
    • ケース番号
    • ケースの簡単な説明
    自分のグループのケースタスク このウィジェットには、各ケースタスクに関して次の情報が含まれています。
    • タスク番号
    • ステータス
    • 件名
    • 優先度
    • 担当者
    • ケース番号
    • ケースの簡単な説明
    注:
    プレイブックが利用可能な場合、システムはプレイブック内のケースタスクを開きます。プレイブックが使用できない場合、[ケースタスク] フォームが開きます。

    貢献者ユーザーは、アサインされたロールに応じて、CSM エージェントワークスペースと CSM 構成可能ワークスペースで異なるモジュールを表示できます。

    表 : 7. ロール別のモジュールアクセス
    ロール モジュール
    ケースタスクエージェント

    [sn_customerservice.case_task_agent]

    ケースタスクエージェントロールを持つユーザーは、これらのモジュールにアクセスできます。
    • ケースタスク:ユーザーがアクセスできるケースタスクが含まれます。
      • 自分のケースタスク
      • 自分のオープン
      • 自分のグループに未割り当て
      • 自分のアクセス可能なタスク
    • 顧客:顧客情報への読み取り専用アクセス権が含まれます。
      • アカウント
      • パートナー
      • 連絡先
      • コンシューマー
      • 世帯
      • 世帯メンバー
    ケースタスクビューアー

    [sn_customerservice.case_task_viewer]

    ケースタスクビューアーロールを持つユーザーは、ケースタスクモジュールのすべてのタスクにアクセスできます。
    ケース貢献者ビューアー

    [sn_customerservice.case_contributor_viewer]

    ケース貢献者ビューアーロールを持つユーザーは、ケースタスクモジュールの自分の貢献タスクにアクセスできます。
    ケースビューアー

    [sn_customerservice case_viewer]

    ケースビューアーロールを持つユーザーは、ケースモジュールでアクセス権のあるケースを表示できます。

    ケースタスクエージェントによる顧客情報へのアクセス

    ケースタスクエージェントロールを持つユーザーには、親ケースの一部の顧客情報への読み取り専用アクセス権があります。
    • B2B ケースの場合:住所、販売済み製品、インストールベースなど、アカウントと連絡先のレコード。
    • B2C ケースの場合:住所、販売済み製品、インストールベース、世帯主など、コンシューマーと世帯のレコード。
    • 事業所ケースの場合:内部連絡先情報など、サービス組織レコード。