ログデータの自動マッピングとマッピング
デフォルトでは、ヘルスログアナリティクス AI エンジンで、すべての受信ログ行と適切なタグの自動マッピングが試行されます。JavaScript 関数を定義することで、自動マッピングの結果を手動で変更できます。
受信ログ行の自動マッピング
ヘルスログアナリティクス 自動マッピングでは、ログサンプルとメタデータが、アプリケーションサービス、コンポーネント、およびソースタイプの 3 つのタグにアサインされます。アプリケーションサービスのアサインは、データ入力セットアップで指定されたアプリケーションサービスに基づいたものになります。残りのタグは自動的にアサインされます。
たとえば、次のログ行の例では、 ヘルスログアナリティクス が「source」フィールドを使用してコンポーネントとソースタイプを検索します。
{"beat":{"version":"6.8","name":"abc3.prd.acme.com","hostname":"abc3.prd.acme.com"},"@timestamp":"2020-08-27T10:12:24.792Z","prospector":{"type":"log"},"message":"**** User null is requesting the following page http://www.acme.com PROPS:{"subcategory1":"home pages","httpStatus":"200","loginLevel":"Anonymous","userAgent":"Mozilla5.0", ("pageUrl":\"http://www.acme.com","host":"abc3.prd.acme.com","@version":"1","source":"/opt/oracle/weblogic/abc/online_store3/logs/online_store3.out","offset":3951550786} この例では、 ヘルスログアナリティクス で文字列「online_store」が抽出されます。ログ行に source、path、channel、namespace_name、name、pod_name、source_name、aws_lambda_name が存在する場合は、そのフィールドが分析されます。データが Syslog 経由で送信されると、syslog タグも分析されます。
- 不要なデータの抽出停止
- 抽出された文字列がわかりにくい場合や、冗長なテキストや情報が含まれている場合は、そのような不要なデータの抽出を停止できます。詳細については、「不要なログデータの抽出停止」を参照してください。
- 特定のデータを確実に抽出
- 特定の必要な用語を ヘルスログアナリティクス で確実に抽出させることができます。詳細については、「特定のログデータを確実に抽出」を参照してください。
データ入力ソースのマッピング
JavaScript 関数を定義することで、自動マッピングの結果を手動で変更できます。データ入力マッピングを使用すると、アプリケーションサービス別およびアベイラビリティゾーン別にログデータを整理できます。1 つのアプリケーションサービスに複数のコンポーネントを含めることができます。また、コンポーネントは、さまざまなソースタイプのログを受信できます。ただし、アプリケーションサービスとコンポーネントのペアは一意です。ソースタイプは、特定のログ構造と形式に基づいています。アプリケーションサービスとコンポーネントは、より広く定義されているので、主に論理マッピングに使用されます。
[テストモード] を有効にすると、ログデータマッピングを完成させるためだけに使用されるサンプルデータによる Elasticsearch ストレージの破壊を回避できます。データ入力がテストモードの場合、ヘルスログアナリティクス はソースタイプ、ソース、または標準フローで作成されるその他のオブジェクトを作成しません。ストリーミングされたデータは、ログビューアーにコンポーネントとして表示される専用の一時的な Elasticsearch インデックスに保存されます。スクリプトを公開してテストモードを終了すると、これらの一時インデックスは削除され、ストレージスペースの消費が最小限に抑えられます。
| システム プロパティ | 説明 | デフォルト |
|---|---|---|
| sn_occ.sources_warning_limit | データ入力ごとに作成されるソース数の警告制限。 | 500 |
| sn_occ.sources_critical_limit | データ入力ごとに作成されるソース数の重大な制限。 | 600 |
ログデータのバインディング
ログデータを 構成管理データベース (CMDB) の構成アイテム (CI) にバインドすると、ログに一致するエンドポイントの CMDB を検索できます。データ入力を設定するときは、CMDB の CI にバインドされているアプリケーションサービスにログエントリーをバインドします。ログエントリー、アプリケーションサービス、および CI をバインドすると、ヘルスログアナリティクス AI エンジンでそれらを関連付けて、根本原因分析 (RCA) に使用できます。詳細については、データ入力の設定 (Rsyslog、Filebeat、または Winlogbeat)およびデータ入力を設定 (Elasticsearch)を参照してください。