CSM の Now Assist の詳細
CSM の Now Assist アプリケーションを使用すると、エージェントは生成 AI を使用して、顧客のチャット会話とケースの詳細を要約して、ケースのコンテキストを取得することができます。また、ケース解決メモを生成して他のエージェントと共有し、より迅速にケースを完了することができます。
CSM の Now Assistの概要
- インタラクションチャットサマリーは、仮想エージェントのチャット履歴がライブエージェントに渡されるときや、ライブエージェントが顧客とのチャット履歴を別のライブエージェントに渡すときなど、ハンドオフのさまざまな時点でエージェントと顧客間のチャット会話に関するコンテキストを提供します。
- ケースサマリーを使用すると、長期にわたるケースや複雑なケースについて、エージェントはケースコンテキストを収集することができます。これらのケースには、顧客や他のエージェントとの会話など、多くの情報が含まれることがあるため、エージェントはより迅速に理解を深めるためにサマリーを生成することができます。
- ケース解決メモは、エージェントがケースをより迅速にまとめ、同様の問題に遭遇する可能性のある他のエージェントにケースの解決に関するコンテキストを提供するのに役立ちます。
- 通話サマリーは、ライブエージェントと顧客間の会話中に話し合われた重要な詳細をエージェントが取得するのに役立ちます。これは、会話の概要を明確な形式で提供します。
- ナレッジの生成は、エージェントが簡単にコンテンツを作成するのに役立ちます。エージェントは、解決策の提案後またはケースのクローズ後に、ケースレコードの関連データを使用してナレッジ記事を自動的に生成できます。この機能により、ナレッジ記事を手動で生成する必要がないため、エージェントの貴重な時間と労力を節減できます。
CSM の Now Assist スキル
CSM の Now Assist アプリケーションには、エージェントがチャットとケースのコンテキストを理解し、顧客により迅速に解決策を提案できるようにする生成 AI スキルが含まれています。
- チャットの要約
- 顧客の 仮想エージェント チャット履歴の概要、ライブエージェントチャット履歴、インタラクション履歴をエージェントに提供します。エージェントは、次のサマリーを表示または作成できます。
- 仮想エージェント チャットハンドオフサマリー:仮想エージェント がライブエージェントにチャットを引き継ぐ際に会話を要約し、[アクティブなチャット] ウィンドウに要約を表示します。エージェントは、ライブエージェントとやり取りする前に、 顧客が行ったアクションのサマリーを表示できます。
- ライブエージェントからラブエージェントへのハンドオフサマリー:ライブエージェントが別のライブエージェントにチャットを引き継ぐ際に会話を要約し、[アクティブなチャット] ウィンドウに要約を表示します。エージェントは、別のライブエージェントに引き継ぐ前に、 顧客が行ったアクションのサマリーを表示できます。
- クイックアクションサマリー:エージェントが [アクティブなチャット] ウィンドウで
/summarizeクイックアクションを使用すると、サマリーを提供します。 - チャットの最終作業サマリー:ライブエージェントが顧客とのチャットを終了するときに、インタラクションレコードの [チャットサマリー] フィールドと [簡単な説明] フィールドに入力されます。注:インタラクションでチャットサマリーを利用できない場合、[チャットサマリー] フィールドはインタラクションレコードに表示されません。
図 : 1. チャットサマリーを含むインタラクションレコード - サイドバーディスカッションの要約
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エージェント、要求者、および該当分野のエキスパート間のサイドバーディスカッションの要約をエージェントに提供します。エージェントは、チャットの終了前後にトラブルシューティングを進めるために、ケース作業メモにサマリーを投稿することもできます。
図 : 2. サイドバーディスカッションモーダル - チャットの返信推奨
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エージェントがコンテキストメニュー Now Assist を使用してチャットから返信の推奨事項を生成できるようにします。
チャット返信の推奨スキルでは、エージェントにポップアップウィンドウが表示され、そこで推奨事項を生成して、返信として送信する前にレビューできます。
図 : 3. Now Assist コンテキストメニュー - ケースの要約
- 問題や実行されたアクションなど、カスタマーサービスケースのサマリーをエージェントに提供します。エージェントは、ケースのサマリーを生成してケースコンテキストを理解し、ケースの最新の更新を含むようにサマリーを更新し、ケース作業メモにサマリーを投稿することができます。ケースの要約スキルは、ケースのサマリーを生成し、アクティビティストリームの上に表示します。サマリーには、エージェントが次のケースレコードフィールドに入力する情報が含まれます。
- 簡単な説明
- Description (説明)
- Work notes (作業メモ)
- 追加コメント
- 電子メール
- サービスレベルアグリーメント (SLA)
図 : 4. ケースサマリーを含むケースレコード - メール返信の推奨事項
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エージェントがコンテキストメニューを使用して、既存または新規のメールからメール返信 Now Assist の推奨事項を生成できるようにします。
メール返信の推奨スキルでは、エージェントにポップアップウィンドウが表示され、そこで推奨事項を生成して、返信として送信する前にレビューできます。
図 : 5. Now Assist コンテキストメニューモーダル - 解決メモの生成
- エージェントは、ケースの解決メモを生成し、顧客に解決策を提案して、ケースレコードに情報を追加できます。
解決メモの生成スキルでは、エージェントにポップアップウィンドウが表示され、顧客に解決策を提案する前に、解決コードを選択し、解決メモのテキストをレビューできます。
図 : 6. 解決メモ生成ポップアップウィンドウ 注:解決メモ生成スキルでは、解決メモを生成するために、ケースレコードに最低 50 語が必要です。解決メモを生成できない場合は、[解決メモ] フィールドの下にメッセージが表示されます。 - ナレッジの生成
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解決策の提案またはケースのクローズ後に、エージェントはケースからナレッジ記事を生成できます。
ナレッジ生成スキルでは、エージェントにポップアップウィンドウが表示され、同様のケースに基づいてナレッジ記事を生成し、ナレッジ記事のドラフトを公開する前にレビューできます。
図 : 7. ナレッジ記事の生成ポップアップウィンドウ - 通話サマリー
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通話が終了したときに、問題や実行したアクションなど、通話中に話し合われた主なポイントを含む通話サマリーをエージェントに提供します。エージェントは、インタラクションの通話サマリーを生成してケースコンテキストを理解し、ケース作業メモにサマリーを投稿することができます。エージェントは、次のサマリーを表示または作成できます。
- チャットの最終作業サマリー:ライブエージェントが顧客とのチャットを終了するときに、インタラクションレコードの [チャットサマリー] フィールドと [簡単な説明] フィールドに入力されます。注:インタラクションで通話サマリーを利用できない場合、[チャットサマリー] フィールドはインタラクションレコードに表示されません。
- Now Assist パネルからの通話サマリー:[会話を要約 (Summarize conversation)] を選択して、Now Assist パネルからエージェントと顧客間の会話のサマリーを作成します。
図 : 8. 通話サマリーを含むインタラクションレコード - チャットの最終作業サマリー:ライブエージェントが顧客とのチャットを終了するときに、インタラクションレコードの [チャットサマリー] フィールドと [簡単な説明] フィールドに入力されます。
CSM 構成可能ワークスペースの Now Assist パネル
エージェントは、CSM 構成可能ワークスペースの Now Assist パネルを使用できます。この対話型インターフェースを使用すると、エージェントはチャットサマリーまたはケースサマリーを要求し、ケース解決メモを生成できます。Now Assist パネルの詳細については、「Now Assist panel」を参照してください。
Now Assist in AI 検索
Now Assist in AI 検索 アプリケーションは Now LLM サービス を使用して、サービスポータル、仮想エージェント、従業員センター、およびグローバル検索で検出されたナレッジ記事からアクション可能な Q&A Genius 結果回答を抽出します。このアプリケーションを使用すると、エージェントはナレッジベースから関連コンテンツを取得し、簡潔な回答を生成することで、カスタマーエクスペリエンスを向上させることができます。詳細については、「Now Assist in AI Search」を参照してください。
Now Assist in 仮想エージェント
Now Assist in 仮想エージェント ガイド付きセットアップによって、仮想エージェント内に Now Assist を展開するために必要な時間と労力を削減できます。アドミニストレーターは、ナレッジベースやカタログなどの情報源だけでなく、機能とスキルも構成できます。詳細については、「Now Assist in Virtual Agent の構成 (Configure Now Assist in Virtual Agent)」を参照してください。
Now Assist マルチターンカタログ要求スキルを使用すると、顧客は仮想エージェントとやり取りしながらカタログアイテムを対話式で要求できます。顧客はアイテムを要求した後、追加情報を入力して検索を絞り込むことができます。詳細については、「マルチターンカタログ注文 (Multi-turn catalog ordering)」を参照してください。
機密データの処理
個人を特定できる情報やその他の機密データは、生成 AI プロンプトに表示されないようにマスクできます。代わりのプレースホルダーテキストがプロンプトとともに送信され、応答の受信後にそのプレースホルダーテキストが元のテキストに置き換えられます。このように双方向でマスキングされるため、ユーザーには正しい値が表示されますが、Now LLM サービス が機密情報に触れることはありません。詳細については、「マルチターンカタログ注文 (Multi-turn catalog ordering)」を参照してください。