ITOM ヴィジビリティ で使用される ディスカバリーパターン
サービスマッピング および ディスカバリー は、業界標準のほとんどのネットワークデバイスとアプリケーションを対象にするディスカバリープロセスのパターンを使用しています。これらのパターンをカスタマイズしたり、新しいパターンを作成したりすることができます。
ServiceNow アプリケーションは、構成アイテム (CI) としてサービスインスタンスを構成するデバイスとアプリケーションを参照します。
ディスカバリーパターンとは
パターンは、CI の属性とその送信接続を検出するように設計された一連のコマンドです。 サービスマッピングと ディスカバリー は、一般的に使用されているデバイスとアプリケーションのほとんどをカバーする、事前設定されたパターンのセットを共有しています。 パターンは、インフラストラクチャタイプまたはアプリケーションタイプにすることができます。インフラストラクチャーパターンは、ディスカバリー によってのみ、デバイスのリストを作成するために使用されます。アプリケーションパターンは、目的のために同じアプリケーションパターンを使用する サービスマッピング と ディスカバリー の両方に使用されます。 たとえば、ディスカバリーは Apache Web サーバーパターンで水平ディスカバリーを実行し、組織内のすべての Apache Web サーバーを検索してリスト化します。サービスマッピングは同じパターンを使用してトップダウンディスカバリーを実行し、特定の Apache Web サーバーを検出して、サービスインスタンスマップ上に配置します。
| 製品 | パターンタイプ | 結果 |
|---|---|---|
| ディスカバリー | インフラストラクチャパターン | デバイスのインベントリリスト |
| アプリケーションパターン | アプリケーションのインベントリリスト | |
| サービスマッピング | アプリケーションパターン | サービスインスタンスマップ |
アプリケーションのホストとして機能するデバイスを検出する際、サービスマッピング は ディスカバリー に依存します。トップダウンディスカバリープロセスの一環として、サービスマッピング は ディスカバリー をバックグラウンドで実行し、水平ディスカバリーを行います。次に、サービスマッピング は水平ディスカバリーによって得たホストに関する情報を使用してサービスインスタンスマップを作成します。
すべてのタイプのパターンは、ディスカバリーパターン [sa_pattern] テーブルに保存されます。
ディスカバリー は、プローブとパターンを組み合わせて使用します。詳細については、「プローブとセンサーを使用した水平ディスカバリープロセスフロー」を参照してください。
パターンと CI タイプの相関関係
パターンは、検出対象の CI タイプに割り当てられます。必要に応じて、1 つのパターンに複数の CI タイプを割り当てることができます。その場合には、1 つのメイン CI タイプと複数の関連する CI タイプを定義します。たとえば、BIG-IP Global Traffic Manager (GTM) F5 を検出するためのパターンには、メイン CI タイプとして F5 BigIP GTM があります。また、ドメインネームシステム (DNS) 名、ネットワークアダプター、およびその他のコンポーネントに関連する CI タイプもあります。
ServiceNow Storeからパターンをインストールする理由
ServiceNow は、組織が最新の業界標準のデバイスとアプリケーションを検出できるように、毎月 ServiceNow Store で新しいディスカバリーパターンをリリースします。主要な ServiceNow バージョンには、以前に ServiceNow Store でリリースされたパターンが組み込まれています。
- ディスカバリーとサービスマッピングパターン (sn_itom_pattern)
- このアプリケーションは、元のバージョンが ServiceNow Store でリリースされた ServiceNow のディスカバリーパターンの最新バージョンを提供します。
- ヴィジビリティコンテンツ (sn_pattern_design)
- このアプリケーションは、Tokyo までのファミリーリリースに含まれていたパターンの更新バージョンを提供します。
利用可能な最新のバージョンのパターンアプリケーションを ServiceNow Store からインストールできます。または、これらのアプリケーションをプラグインとして ServiceNow インスタンスにインストールできます。
パターンをカスタマイズする理由
- 組織で独自のデバイスやアプリケーションを使用している場合は、こうしたアイテムのパターンを作成し、それを ディスカバリー と サービスマッピング で検出できるようにします。
- 対応するパターンを持つ CI タイプのキー属性を変更する場合は、関連するパターンを変更してその変更を反映します。
パターンバージョン
パターンをカスタマイズした際、実際には事前設定された元のパターンのコピーが作成されています。サービスマッピングまたはディスカバリーがカスタマイズされたバージョンを使用している間、元のバージョンは削除されません。ServiceNow Store からパターンの更新をダウンロードすると、カスタマイズされたコピーではなく、元のパターンが更新されます。
カスタマイズされたパターンを破棄し、更新された元のパターンの使用を開始する場合は、「パターンバージョンの選択」の説明に従って元のパターンに戻すことができます。
パターンユーザー
次のユーザーロールは、パターンまたはパターン関連モジュールにアクセスでき、さまざまなアクションを実行できます。パターンをカスタマイズするには、プログラミングの基本知識が必要であることに注意してください。
| ユーザー | 説明 |
|---|---|
| ディスカバリーアドミン | パターンを表示、作成、編集、および公開できます。このロールにより、ユーザーはディスカバリーの実行、プローブまたは CAPI のパターンへの移行、ディスカバリーログとダッシュボードへのアクセスを行うことができます。 |
| PD ユーザー | ディスカバリーパターンログへの読み取り専用アクセス権があります。 |
| PD アドミン | パターンを表示、作成、編集、および公開できます。 |
| PDE ビューア | パターンデザイナー機能拡張バージョン 3.9.0 以降、ユーザーはコマンド 検証タスク、 コマンド検証タスクの結果、および コマンドリストを表示できます。 pde_viewerはコマンド 検証ツール モジュールと関連テーブルを表示できますが、それらを変更または編集する権限はありません。 pde_viewerロールは、次のテーブルのみを表示できます。
|
| PD MID | ユーザーに直接アサインされるのではなく、 MID サーバー レコードまたは MID サーバー が実行されているユーザーにアサインされます。このロールにより、 MID サーバー はパターンベースのプローブを解釈して実行できます。 |
| MID サーバー | MID サーバー にインスタンスへのアクセス権を付与できます。 |
ドメインセパレーションを使用するインスタンスのパターン
ドメインセパレーションを使用するインスタンスでは、パターンは、作成したドメインのみをカバーするドメイン固有のもの、またはすべてのドメインに適用されるグローバルなパターンの場合があります。
パターンはドメインに属します。デフォルトでは、事前設定されたすべてのパターンがグローバルドメインに割り当てられ、全レベルのすべてのドメインに適用されます。
パターンの作成または変更フロー
通常、組織内では本番用と開発用の 2 つの ServiceNow インスタンスを管理します。パターンを作成または変更し、テストして、開発インスタンスで結果を確認します。ディスカバリーの結果に満足したら、開発インスタンスから関連パターンをエクスポートして更新セットを作成します。 次に、本番インスタンスで更新セットを取得してコミットします。
ITOM ヴィジビリティ グローバルコンテンツアプリケーションでサポートされていないアプリケーションとデバイスのパターンを作成する場合は、それらの CI タイプの作成から始めます。