Microsoft Azure のアラート駆動型ディスカバリー
Microsoft Azure のアラートサービスは、クラウドリソースのライフサイクルのステータスや構成の変更に対してアラートを出すことができます。次のスケジュール設定済みの クラウドディスカバリー の実行を待たずに 構成管理データベース (CMDB) 内の最新のリソース情報を自動更新するようにサービスを設定できます。
イベント処理中、Cloud Event Scheduler はサービスアカウントのドメインを識別し、イベントにアサインします。処理前にドメインの識別中にエラーが発生した場合、イベントは未アサインのままになり、すべてのドメインに表示される可能性があります。失敗したイベントをすべてのドメインで表示しないようにするには、sn_cmp.error_events.default_domain プロパティをサービスプロバイダードメインの sys_id に設定して、失敗したイベントがサービスプロバイダードメインアドミニストレーターにのみ表示されるようにします。
Microsoft Azure のアラートサービスからアラートを受信するように、クラウドイベントのスクリプト済み REST API を設定できます。アラート (イベントともいう) ごとに、API がクラウドイベント [sn_cmp_cloud_event] テーブルにレコードを作成します。Cloud Event Scheduler は [sn_cmp_cloud_event] テーブルからそのイベントを読み取ってバッチ処理を行います。スケジューラーによってパターンが呼び出され、準備完了ステータスのイベントが処理されます。影響を受けるリソースがパターンによって検出され、その詳細が CMDB に追加または更新されます。この方法は、CMDB の構成アイテム (CI) データを更新し、最新のデータをクラウドユーザーポータルに表示する際に便利です。
- ソース:このフィールドは常に
[Azure アクティビティログ (azure activity log)]に設定されます - イベント名:Microsoft Azure コンソールから受信したイベントの名前。
- リソース ID:影響を受けるリソースの ID。VM イベントがある場合、クラウドディスカバリー はこの情報を使用して VM を識別します。
- リソースタイプ:影響を受けるリソースのリソースタイプ。
CMDB を自動更新するように Microsoft Azure アラートサービスを設定する
次のスケジュール設定済みの クラウドディスカバリー の実行を待たずに 構成管理データベース (CMDB) を自動更新するように、Microsoft Azure のアラートサービスを設定します。
始める前に
- インスタンスで ディスカバリー または クラウドプロビジョニングとガバナンス のいずれかが有効になっていることを確認します。
- Microsoft Azure ディスカバリー機能を備えたアクティブな MID サーバー が利用可能です。注:アラートコンフィグレーションは、MID サーバー がダウンしている場合でもアラートの ping を続けます。これにより、ECC キューで多数のエラーが発生します。MID サーバー が利用できない場合は、Microsoft Azure アラートルールを手動で非アクティブ化する必要があります。Azure アラートルール [azure_alert_rule] テーブルには、すべての Microsoft Azure アラートルールが含まれています。
- Microsoft Azure ディスカバリー機能を備えたアクティブな MID サーバー が利用可能です。
- ServiceNow ロール:sn_cmp.cloud_event_integration
- Microsoft Azure ロール:
- リーダーロールを持つ Microsoft Azure の認証情報
- 次の権限を持つ Microsoft Azure のカスタムロール:
"permissions": [ { "actions": [ "Microsoft.Insights/ActionGroups/Write", "Microsoft.Insights/ActionGroups/Delete", "Microsoft.Insights/ActionGroups/Read", "Microsoft.Insights/ActivityLogAlerts/Write", "Microsoft.Insights/ActivityLogAlerts/Delete", "Microsoft.Insights/ActivityLogAlerts/Read", "Microsoft.Insights/ActivityLogAlerts/Activated/Action", "Microsoft.Insights/AlertRules/Write", "Microsoft.Insights/AlertRules/Delete", "Microsoft.Insights/AlertRules/Read", "Microsoft.Resources/deployments/write", "Microsoft.Resources/deployments/delete", "Microsoft.Resources/deployments/read" ],
注:アラート駆動型のディスカバリーを設定するには、リーダーロールを持つ Microsoft Azure サービスプリンシパルのみを使用できます。詳細については、コミュニティ記事「リーダー権限を使用した Azure アラート駆動型ディスカバリー」を参照してください。
このタスクについて
アラートサービスを設定すると、Microsoft Azure のクラウドリソースのライフサイクル状況と設定を追跡できるようになります。
手順
Microsoft Azure アラートルールの追加
Azure アラートルール [azure_alert_rule] テーブルに追加して、新しい Microsoft Azure アラートタイプのアラート駆動型ディスカバリーを有効にします。
始める前に
必要なロール:admin
このタスクについて
Azure アラートルール [azure_alert_rule] テーブルには、すべてのサポート対象アラートタイプが含まれます。詳細については、「サポートされる Microsoft Azure アラートタイプ」を参照してください。Microsoft Azure のアラートサービスは、Azure アラートルール [azure_alert_rule] テーブルに保存されている情報を使用してアラートを出します。クラウドディスカバリーは、Microsoft Azure のアラートコンフィグレーションで指定されたリソースグループのメンバーに対して生成されたすべてのアラートもサポートします。
手順
サポートされる Microsoft Azure アラートタイプ
ベースシステム クラウドディスカバリー は、いくつかの Microsoft Azure アラートタイプのアラート駆動型ディスカバリーをサポートしています。Azure アラートルール [azure_alert_rule] テーブルには、サポート対象アラートタイプが含まれます。
Microsoft.Compute/virtualMachines/deallocate/action
Microsoft.Network/privateDnsZones/delete
Microsoft.Compute/availabilitySets/write
Microsoft.Network/loadBalancers/write
Microsoft.Network/connections/delete
Microsoft.Network/publicIPAddresses/delete
Microsoft.Storage/storageAccounts/write
Microsoft.Network/virtualNetworks/delete
Microsoft.Sql/servers/databases/delete
Microsoft.Network/expressRouteCircuits/write
Microsoft.Network/localnetworkgateways/delete
Microsoft.Network/networkInterfaces/delete
Microsoft.Compute/virtualmachines/write
Microsoft.Network/expressRouteCircuits/delete
Microsoft.Network/natGateways/write
Microsoft.Network/loadBalancers/delete
Microsoft.Compute/virtualMachineScaleSets/delete
Microsoft.Network/virtualNetworks/virtualNetworkPeerings/delete
Microsoft.Storage/storageAccounts/delete
Microsoft.Compute/availabilitySets/delete
Microsoft.Network/connections/write
Microsoft.Compute/virtualMachines/start/action
Microsoft.Compute/virtualMachines/restart/action
Microsoft.Sql/servers/databases/write
Microsoft.Compute/virtualMachines/delete
Microsoft.Network/networkInterfaces/write
Microsoft.Network/privateDnsZones/write
Microsoft.Network/localnetworkgateways/write
Microsoft.Network/natGateways/delete
Microsoft.Compute/virtualMachines/stop/action
Microsoft.Network/publicIPAddresses/write
Microsoft.Compute/virtualMachineScaleSets/write
Microsoft.Network/virtualNetworks/virtualNetworkPeerings/write
Microsoft.Network/virtualNetworks/write
Microsoft.Sql/servers/delete
Microsoft.Sql/servers/write