従来版 HR における組織内の HR プロファイル
HR のスコープ外バージョンで、HR プロファイルレコードには、名前、個人の連絡先情報、メールアドレス、雇用履歴、連絡先などといった従業員の機密データが保存されています。
HR プロファイルレコードを使用すると、雇用期間およびその後の期間をとおして、従業員の情報にアクセスして追跡できるようになります。HR プロファイルレコードは、ユーザーレコードに関連付けられていますが、ユーザーレコードとは異なります。HR プロファイルレコードは、機密情報として保存され、公開されません。
HR プロファイルレコードは、オンボーディングプロセスなどの HR プロセスの一部として作成されます。デフォルトのオンボーディングプロセスでは、新しい従業員の HR プロファイルレコードが作成され、オンボーディングケースが承認されると、従業員ユーザーレコードにプロファイルレコードが自動的に関連付けられます。
ユーザーレコードにも含まれる基本的なユーザー情報に加えて、HR プロファイルには次のセクションと関連リストが含まれています。
| セクションまたは関連リスト | 説明 |
|---|---|
| メモ | コメントと作業メモ |
| 雇用情報 | 雇用ステータスと雇用タイプ、従業員番号、雇用開始日と終了日などの情報です。 |
| 連絡先 | 住所、電話番号、個人メールアドレスなどの情報。一部のフィールド値は新入社員研修フォームからコピーされます。 |
| 緊急連絡先 | 従業員の緊急連絡先のリスト。第一連絡先をリストで 1 つ指定し、他の連絡先は代替として入力可能です。 |
| 雇用履歴 | 以前の雇用主と雇用期間のリスト。 |
| 次の関連リストが自動入力されます。リスト内のレコードは表示できますが、関連リストから新しいレコードを入力することはできません。 | |
| 直属の部下 | ユーザーの直属の従業員のリスト。 |
| 同僚 | ユーザーと同じマネージャーを持つ従業員のリスト。 |
| ケース | ユーザーのオープン HR ケース |
従来版 HR における HR プロファイルと HR ケースのセキュリティ
HR プロファイル情報は機密のため、システム管理者が閲覧できないように保護されています。HR ケースおよび HR タスク内の情報の一部も同様です。
システムにおいて、admin ロールを持つシステム管理者は、すべてのタスクを実行し、すべてのデータを表示することができます。ただし、HR プロファイルは機密情報のため、hr_basic などの hr_profile_reader または hr_profile_writer を含むロールがアサインされ、権限が与えられた HR 担当者以外は閲覧できないようにしなければなりません。
同様に HR ケースおよび HR タスクでは、添付ファイル、作業メモとコメント、説明、カレンダー、およびペイロード (自分の会社が [ペイロード] フィールドを表示するようにフォームを設定している場合) を表示できるのは権限が与えられたHR 担当者のみとする必要があります。権限が付与された HR 担当者には、hr_basic など、hr_case_reader と hr_task_reader を持つロールがアサインされたユーザーが含まれます。
したがって、特定の HR プロファイル、ケース、およびタスクデータへのアクセス権は、admin ロールを持つユーザーによって制限されます。
システム管理者がアクセスできる HR プロファイル情報
- HR プロファイル番号と従業員のプリフィックス。
- ユーザーレコード [sys_user] と同期されている雇用情報。これには、名前、従業員番号、部門、マネージャー、および場所が含まれます。
- 仕事用のメールアドレスや勤務先の電話番号などの連絡先情報。個人情報は表示されません。
- コメント。作業メモは表示されません。
- 次の関連リストに表示される情報。
- 緊急連絡先
- 雇用履歴
- 直属の部下
- 同僚
- ケース
システム管理者がアクセスできる HR ケースと HR タスクの情報
システム管理者は、場所、部門、および簡単な説明など、従業員のユーザー情報を表示できます。ステータス変更などのアクティビティは Activity Stream に表示されますが、コメントと作業メモは非表示になります。
システム管理者が HR ケースまたは HR タスクを開くと、表示されていない情報がメッセージに記載されます。
ユーザーの代理操作
- 代理操作されているユーザーが HR プロファイルのアクセス権を持っている場合、HR プロファイルリストに、セキュリティ上の制約によりレコードが削除されたという内容のメッセージが表示されます。HR プロファイルレコードは表示されません。
- 代理操作されているユーザーについては、HR Service Portal から表示した [プロファイル] リンクにはプロファイル情報が表示されません。このリンクには、前述した関連リスト内の情報のみが表示されます。
従来版 HR におけるカスタマイズされたプロファイル情報
HR プロセスを設計の一部として、HR プロファイル情報の処理方法をカスタマイズできます。表示されるフィールドの一部が、ユーザー [sys_user] テーブルから参照されることに留意してください。
hr_admin ロールを持っていると、HR プロファイルの情報をカスタマイズできます。
プロファイル情報の拡張
別のテーブルに追加のプロファイル情報を収集することができます。たとえば、HR プロファイル [hr_profile] テーブルを拡張する依存テーブルを作成できます。
プロファイルは機密情報です。システム管理者は表示できません。詳細については、「従来版 HR における HR プロファイルと HR ケースのセキュリティ」を参照してください。
プロファイルとユーザーレコードの関連付け
HR プロファイルレコードをユーザー [sys_user] テーブルの従業員レコードに関連付けて、両方の従業員レコードに簡単にアクセスできるようにする必要があります。HR プロファイルレコードの作成時に、プロファイルに関連付けるユーザーレコードを選択できます。
デフォルトの従業員オンボーディングプロセスにより、オンボーディングレコードが作成されて承認されると、この関連性が自動的に発生します。一般的には、設計するオンボーディングプロセスの自動関連付けを保持します。
特定のフィールドは、ユーザーレコードと HR プロファイルレコードの両方に表示されますが、そのフィールドは、ユーザー [sys_user] またはHR プロファイル [hr_profile] のいずれかのテーブルにのみ存在します。次のフィールドはユーザー [sys_user] テーブルにあります。
- プリフィックス [introduction]
- 名 [first_name]
- ミドルネーム [middle_name]
- 姓 [last_name]
- マネージャー [manager]
- 部門 [department]
- 場所 [location]
次の表では、Synchronize fields to hr_profile ビジネスルールで同期される、その他のフィールドを説明します。
| HR プロファイル [hr_profile] フィールド | ユーザー [sys_user] フィールド | メモ |
|---|---|---|
| ポジション [position] | タイトル [title] | HR プロファイル内のポジションは、参照フィールドです。次の場合に、HR プロファイルを更新できなかったことを示すメッセージが表示されます。
|
| 自宅住所 [address] | 番地 [street] | |
| 国 [country] | 国コード [country] | フィールド名は同じですが、これらのフィールドはタイプが異なります。HR プロファイルでは、[country] は参照フィールドです。ユーザーレコードでは、[country] は選択リストです。国コードは、HR プロファイルで選択された国が選択リストにない場合に、国名の代わりにユーザーフォームに表示されます。 |
| 仕事用メール [work_email] | メール [email] | HR プロファイルには個人用と仕事用のメールフィールドがありますが、ユーザーレコードには、仕事用のメールのみが含まれます。 |
従来版 HR における HR プロファイルの作成または変更
従業員は、緊急の連絡先情報など、HR プロファイル情報の一部を直接編集できますが、特定のフィールドの編集は制限されています。従業員が編集を制限されている情報を変更する場合は、HR に変更要求を送信する必要があります。
始める前に
このタスクについて
HR 管理者 [hr_admin] は、従業員が更新できる HR プロファイルのフィールドを設定可能です。従業員は、更新できない情報に対して、HR 従業員情報変更要求を送信します。従業員情報変更要求が自分にアサインされた場合、HR プロファイルを更新するには、次の手順に従ってください。
手順
従来版 HR におけるユーザーディレクトリの表示
HR ユーザーディレクトリは、関連リスト内の HR ケース情報を持つ企業ユーザーディレクトリのビューです。
始める前に
このタスクについて
企業ユーザーのディレクトリは、ユーザー [sys_user] テーブル内のレコードを参照します。