GRC: Metrics の探索

  • リリースバージョン: Washingtondc
  • 更新日 2024年02月01日
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  • 測定基準は、組織のプロセスの有効性を測定および評価するために使用します。1 つの測定基準または組み合わせた測定基準により、システム、コンポーネント、またはプロセスに関するインサイトが得られます。GRC: Metrics アプリケーションは、他のアプリケーションでプロセスのパフォーマンスを評価、比較、追跡することを可能にします。

    測定基準

    GRC: Metrics アプリケーションは、ServiceNow® Store から ESG Management アプリケーションとともに自動的にインストールされます。測定基準の定義と測定基準の読み取り、作成、更新の責任を担うユーザーロールは、ESG Management 測定基準マネージャー (sn_esg.metrics_manager) です。

    GRC: Metrics アプリケーションでは、[測定基準] フォームを使用して測定基準を定義できます。測定基準は、測定基準の定義とエンティティの組み合わせです。測定基準の定義をエンティティに適用すると、測定基準が作成されます。測定基準が定義されると、プロセスの有効性とパフォーマンスを追跡するためのデータが収集されます。たとえば、インシデントの解決にかかる時間を計算することでインシデント解決プロセスの有効性を測定する測定基準を考えてみます。

    すべての組織には、独自の測定基準分析を構築および構造化するためのさまざまなデータソースがあります。有用な測定基準を確立するために、測定基準マネージャーは最初に目標を評価して設定する必要があります。次に、マネージャーは、ビジネス上の意思決定と統合される測定基準のターゲットを設定します。

    定性的測定基準と定量的測定基準

    測定基準は、定性的測定と定量的測定に分類できます。

    ESG Management の定性的測定基準は、他の情報に基づいて作成した主観的な意見から得られます。ESG Management セクターの定性的測定基準の例には、ブランドの信頼性、企業価値などがあります。

    ESG Management 内の定量的測定基準は、特定の式で具体的な値として測定できる測定基準です。組織の定量的測定基準の例には、レポートされるエネルギーの総使用量、地域別のエネルギー使用量などがあります。

    測定基準の例

    組織内のビジネスエンティティの温室効果ガス排出量を測定する例を考えてみましょう。温室効果ガス排出は、国際的な温室効果ガス (GHG ) プロトコルによりスコープと呼ばれている 3 つのグループに分類されます。

    従業員の出張と購入品というカテゴリに対して、スコープ 3 の排出の測定基準を測定するとします。従業員の出張ポリシーは、組織内のすべての従業員に適用されます。測定基準の定義で手順を指定することで、従業員の出張ポリシーの測定基準を手動で収集できます。

    一方、購入品の測定基準は、測定基準の定義で指定された条件、メソッド、スケジュール、およびコアプロパティに基づいて自動的に収集されます。測定基準の収集プロセスを次の図に示します。

    図 : 1. 測定基準の定義
    測定基準を定義します。

    エンティティ別の測定基準データ

    エンティティ別の測定基準データテーブル (sn_grc_metric_data_by_entity) には、エンティティの測定基準の定義データと測定基準データ、およびエンティティ階層で定義された親エンティティの集計データが入っています。たとえば、ESG レポート開示マネージャーが特定の場所での年間総排出量を把握する必要があり、その場所に複数のサブ場所がある場合は、データを集計してレポート目的に使用することもできます。たとえば、組織の場所が日本であるとします。そして日本には東京と京都の 2 つのサブ場所があるとします。日本での 2022 年のスコープ 1 の年間総排出量を求める必要があるとします。時間次元機能を使用すれば、データを集計すると年間総排出量を出すことができます。レポート要件に応じて、四半期、週、または月のデータを集計することもできます。