リソースへの測定基準バインディング

  • リリースバージョン: Washingtondc
  • 更新日 2024年02月01日
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  • 測定基準をリソースにバインドして測定基準イベントバインディングを簡素化するために、CI へのバインディングに加えて、特定のディスクや Web ページなどのリソースへのバインディングを有効にします。

    測定基準インテリジェンスは、次のいずれかの方法で測定基準系列をモデル化します。
    • 「CI/測定基準」形式を用いて、CI に、またその CI に対して監視されている測定基準に測定基準系列をバインドします。たとえば、「win_server_001/response_time_mean」のように指定します。
    • 「CI/測定基準」形式を用いて、CI、その CI 内のリソース、およびそのリソースに対して監視されている測定基準に測定基準系列をバインドします。たとえば、「win_server_001/Disk — C/disk_usage」のように指定します。この方式は、resource binding と呼ばれています。
    最初の方式では、CI レベルでデータのモデリング、格納、集計、およびクエリを行うことができます。ただし、リソースバインディングでは、個々の Web ページやディスクなど、特定の監視対象エンティティのリソースレコードが作成されます。したがって、CI 内に類似のタイプのリソースが複数ある場合はリソースバインディングがより効率的であり、これらのリソースのカテゴリに適用される測定基準がこれらのリソースにマッピングされます。
    ユースケース:
    • 一般的な例としては、ディスク、プロセッサー、ネットワークインターフェイスなどがあります。こうしたエンティティが監視されていても、CMDB に存在しない場合は、測定基準バインディングにリソースを使用すると便利です。
    • 一部のモニタリングソリューションでは、アプリケーションの個々の Web ページの KPI など、サービス内の測定基準データをキャプチャします。監視対象のエンティティが構成アイテムでない場合は、リソースへの測定基準バインディングが役に立つことがあります。
    このような状況では、リソースバインディングを使用すると、類似した測定基準を横断したさらに意味のある集計 (すべてのディスクにわたるホストの avg disk_usage など) が得られます。

    リソースバインディングプロセス

    MID Server は、インスタンスによって処理される測定基準バインディングイベントを生成します。測定基準バインディングイベントを処理するときに、この測定基準バインディングイベントが属する CI の識別が試行されます。この試行が成功すると、測定基準バインディングイベントが特定の CI にバインドされ、リソースへのバインディングが試行されます。次の手順は、測定基準バインディングイベントをリソースにバインドする方法を示しています。
    1. 測定基準バインディングイベントにバインドされた CI の CI クラスを特定します。
    2. その CI クラスにマップされているリソースクラスを見つけます (CI タイプ - リソースクラス [sa_ci_type_to_resource_class] テーブルを使用)。
    3. 測定基準バインディングイベントの [additional_information] フィールドの resource_path 属性値を読み取ります。
    4. リソースレコードがリソースクラステーブルに存在するかどうかを確認します。nameresource_path であり、cmdb_ci は測定基準バインディングイベントにバインドされた CI に相当します。
    5. このようなリソースレコードが存在する場合、測定基準バインディングイベントは、そのリソースにバインドされます。それ以外の場合は、前の値で新しいリソースレコードが作成され、測定基準バインディングイベントが、新たに作成されたリソースにバインドされます。

    リソースバインディングの設定

    • sa.metric.use.resource.binding システムプロパティが [True] (デフォルト) に設定されていることを確認します。
    • リソースにバインドされる予定の系列の場合は、次のいずれかの手順を実行して resource_path 属性が設定されていることを確認します。
    • CI タイプ - リソースクラス [sa_ci_type_to_resource_class] テーブル内のデフォルトマッピングを確認し、必要に応じて調整します。データ処理の前にマッピングを適切に設定することが重要です。

      CI タイプ - リソースクラステーブルを管理するには、evt_mgmt_admin ロールが必要です。

    リソーステーブル

    リソースバインディングでは、[cmdb_ci] 階層のサブセットであるリソースの基本階層構造が使用されます。測定基準インテリジェンスは、次のリソーステーブルをインストールします。
    • CI リソース [ci_resource] (親テーブル):
    • CI リソースを拡張するテーブル [ci_resource]:
      • ci_resource_hardware
      • ci_resource_appl
      • ci_resource_service
      • ci_resource_vm_object
      • ci_resource_database

    CI とリソースとのマッピング

    CI クラスとリソースクラスとのマッピングは、CI タイプ - リソースクラス [sa_ci_type_to_resource_class] テーブルに格納されます。このテーブルは、測定基準インテリジェンスとともにインストールされ、リソースへの測定基準バインディングで使用されます。

    表 : 1. CI タイプ - リソースクラステーブル内のマッピング (デフォルト)
    CI クラス リソースクラス
    cmdb_ci_hardware ci_resource_hardware
    cmdb_ci_appl ci_resource_appl
    cmdb_ci_service ci_resource_service
    cmdb_ci_database ci_resource_database
    cmdb_ci_vm_object ci_resource_vm_object