脆弱性マネージャーワークスペースIT 修復ワークスペース での修復タスクの作成例

  • リリースバージョン: Australia
  • 更新日 2026年03月12日
  • 所要時間:8分
  • 脆弱性マネージャーワークスペースIT 修復ワークスペース で修復タスクを手動で作成すると、選択したグループ化クライテリアに基づいてレコードが修復タスクにグループ化されます。

    以下の例で考えてみましょう。ここでは修復タスクの作成用に 10 件のレコードが選択されています。レコード選択の詳細と簡単な説明を入力したら、要件に応じてグループ化基準を選択し、既存の修復タスクに既に含まれているレコードの管理方法を選択します。

    グループ化クライテリアに基づく修復タスクの作成

    表 : 1. 修復タスクの作成用に選択した脆弱性一致アイテム
    脆弱性一致アイテム ID 既存の修復タスク アサイン先グループ 構成アイテム 脆弱性 リスク評価
    VIT10001 VUL10021、VUL10022 修復マネージャー APSVR-NY-1672 CVE-2018-9020 4
    VIT10002 - 脆弱性対応 DEV-IBM-NY-682 CVE-2018-9020 2
    VIT10003 VUL10021 LDAP 管理者 DEV-IBM-NY-682 CVE-2012-5357 1
    VIT10004 - 修復マネージャー CRMBK-SD-4210 CVE-2013-1710 4
    VIT10005 VUL10022 脆弱性対応 DEV-IBM-NY-682 CVE-2018-9020 2
    VIT10006 - 修復マネージャー CRMBK-SD-4210 CVE-2013-1710 2
    VIT10007 - LDAP 管理者 DEV-SAP-SD-9388 CVE-2013-3906 1
    VIT10008 - LDAP 管理者 DEV-IBM-NY-682 CVE-2013-3906 1
    VIT10009 - 修復マネージャー CRMBK-SD-4210 CVE-2013-1710 2
    VIT10010 - LDAP 管理者 DEV-SAP-SD-9388 CVE-2013-3906 4

    次のリストは、修復タスクの作成時に選択したグループ化クライテリアに基づき、レコードがどのように修復タスクにグループ化されるかを示しています。

    シナリオ 1:グループ化クライテリアを [アサイン先グループ] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [新規修復タスクのレコードをスキップ] で選択
    同じアサイン先グループのレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。既存の修復タスクに既に含まれているレコードは、新規の修復タスクに追加されません。ここでは、修復タスクが 3 つ作成され、各タスクには修復マネージャーLDAP 管理者脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。
    表 : 2. シナリオ 1 で作成された修復タスク
    作成された修復タスク 修復タスクのレコード
    修復タスク 1 - VUL10001 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。
    • VIT10004
    • VIT10006
    • VIT10009

    レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10001」に移動されません。

    修復タスク 2 - VUL10002 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコード「VIT10002」が含まれています。

    レコード「VIT10005」はタスク「VUL10002」に移動されません。

    修復タスク 3 - VUL10003 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。
    • VIT10007
    • VIT10008
    • VIT10010

    レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10003」に移動されません。

    シナリオ 2:グループ化クライテリアを [アサイン先グループと構成アイテム (CI)] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [レコードを新規修復タスクに移動] で選択
    同じアサイン先グループにアサインされ、同じ構成アイテムを有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードが古い修復タスクから削除され、新規の修復タスクに移動されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
    表 : 3. シナリオ 2 で作成された修復タスク
    作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分
    修復タスク 1 - VUL10004 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「APSVR-NY-1672」になっています。
    • VIT10001

    レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」から削除されます。

    修復タスク 2 - VUL10005 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-IBM-NY-682」になっています。
    • VIT10002
    • VIT10005

    レコード「VIT10005」が修復タスク「VUL10022」から削除されます。

    修復タスク 3 - VUL10006 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-IBM-NY-682」になっています。
    • VIT10003
    • VIT10008

    レコード「VIT10003」が修復タスク「VUL10021」から削除されます。

    修復タスク 4 - VUL10007 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「CRMBK-SD-4210」になっています。
    • VIT10004
    • VIT10006
    • VIT10009
    修復タスク 5 - VUL10008 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-SAP-SD-9388」になっています。
    • VIT10007
    • VIT10010
    シナリオ 3:グループ化基準を [アサイン先グループと脆弱性] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [現行の修復タスクと新規修復タスクで保持] で選択
    同じアサイン先グループにアサインされ、同じ脆弱性を有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードは、古い修復タスクから削除されることなく、それぞれの新規修復タスクに追加されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
    表 : 4. シナリオ 3 で作成された修復タスク
    作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分
    修復タスク 1 - VUL10009 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2018-9020」になっています。
    • VIT10001

    レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」に入ったままになります。

    修復タスク 2 - VUL10010 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2018-9020」になっています。
    • VIT10002
    • VIT10005

    レコード「VIT10005」は修復タスク「VUL10022」に入ったままになります。

    修復タスク 3 - VUL10011 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2012-5357」になっています。
    • VIT10003

    また、レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10021」に入ったままになります。

    修復タスク 4 - VUL10012 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2013-1710」になっています。
    • VIT10004
    • VIT10006
    • VIT10009
    修復タスク 5 - VUL10013 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2013-3906」になっています。
    • VIT10007
    • VIT10008
    • VIT10010
    シナリオ 4:グループ化基準を [アサイン先グループとリスク評価] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [現行の修復タスクと新規修復タスクで保持] で選択
    同じアサイン先グループにアサインされ、同じリスク評価を有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードは、古い修復タスクから削除されることなく、それぞれの新規修復タスクに追加されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
    表 : 5. シナリオ 4 で作成された修復タスク
    作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分
    修復タスク 1 - VUL10014 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「4」になっています。
    • VIT10001
    • VIT10004

    レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」に入ったままになります。

    修復タスク 2 - VUL10015 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「2」になっています。
    • VIT10002
    • VIT10005

    レコード「VIT10005」は修復タスク「VUL10022 」に入ったままになります。

    修復タスク 3 - VUL10016 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「1」になっています。
    • VIT10003
    • VIT10007
    • VIT10008

    レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10021」に入ったままになります。

    修復タスク 4 - VUL10017 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「2」になっています。
    • VIT10006
    • VIT10009
    修復タスク 5 - VUL10018 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「4」になっています。
    • VIT10010