脆弱性マネージャーワークスペース や IT 修復ワークスペース での修復タスクの作成例
脆弱性マネージャーワークスペース や IT 修復ワークスペース で修復タスクを手動で作成すると、選択したグループ化クライテリアに基づいてレコードが修復タスクにグループ化されます。
以下の例で考えてみましょう。ここでは修復タスクの作成用に 10 件のレコードが選択されています。レコード選択の詳細と簡単な説明を入力したら、要件に応じてグループ化基準を選択し、既存の修復タスクに既に含まれているレコードの管理方法を選択します。
グループ化クライテリアに基づく修復タスクの作成
| 脆弱性一致アイテム ID | 既存の修復タスク | アサイン先グループ | 構成アイテム | 脆弱性 | リスク評価 |
|---|---|---|---|---|---|
| VIT10001 | VUL10021、VUL10022 | 修復マネージャー | APSVR-NY-1672 | CVE-2018-9020 | 4 |
| VIT10002 | - | 脆弱性対応 | DEV-IBM-NY-682 | CVE-2018-9020 | 2 |
| VIT10003 | VUL10021 | LDAP 管理者 | DEV-IBM-NY-682 | CVE-2012-5357 | 1 |
| VIT10004 | - | 修復マネージャー | CRMBK-SD-4210 | CVE-2013-1710 | 4 |
| VIT10005 | VUL10022 | 脆弱性対応 | DEV-IBM-NY-682 | CVE-2018-9020 | 2 |
| VIT10006 | - | 修復マネージャー | CRMBK-SD-4210 | CVE-2013-1710 | 2 |
| VIT10007 | - | LDAP 管理者 | DEV-SAP-SD-9388 | CVE-2013-3906 | 1 |
| VIT10008 | - | LDAP 管理者 | DEV-IBM-NY-682 | CVE-2013-3906 | 1 |
| VIT10009 | - | 修復マネージャー | CRMBK-SD-4210 | CVE-2013-1710 | 2 |
| VIT10010 | - | LDAP 管理者 | DEV-SAP-SD-9388 | CVE-2013-3906 | 4 |
次のリストは、修復タスクの作成時に選択したグループ化クライテリアに基づき、レコードがどのように修復タスクにグループ化されるかを示しています。
- シナリオ 1:グループ化クライテリアを [アサイン先グループ] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [新規修復タスクのレコードをスキップ] で選択
- 同じアサイン先グループのレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。既存の修復タスクに既に含まれているレコードは、新規の修復タスクに追加されません。ここでは、修復タスクが 3 つ作成され、各タスクには修復マネージャー、LDAP 管理者、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。
表 : 2. シナリオ 1 で作成された修復タスク 作成された修復タスク 修復タスクのレコード 修復タスク 1 - VUL10001 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。 - VIT10004
- VIT10006
- VIT10009
レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10001」に移動されません。
修復タスク 2 - VUL10002 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコード「VIT10002」が含まれています。 レコード「VIT10005」はタスク「VUL10002」に移動されません。
修復タスク 3 - VUL10003 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれています。 - VIT10007
- VIT10008
- VIT10010
レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10003」に移動されません。
- シナリオ 2:グループ化クライテリアを [アサイン先グループと構成アイテム (CI)] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [レコードを新規修復タスクに移動] で選択
- 同じアサイン先グループにアサインされ、同じ構成アイテムを有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードが古い修復タスクから削除され、新規の修復タスクに移動されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
表 : 3. シナリオ 2 で作成された修復タスク 作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分 修復タスク 1 - VUL10004 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「APSVR-NY-1672」になっています。 - VIT10001
レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」から削除されます。
修復タスク 2 - VUL10005 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-IBM-NY-682」になっています。 - VIT10002
- VIT10005
レコード「VIT10005」が修復タスク「VUL10022」から削除されます。
修復タスク 3 - VUL10006 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-IBM-NY-682」になっています。 - VIT10003
- VIT10008
レコード「VIT10003」が修復タスク「VUL10021」から削除されます。
修復タスク 4 - VUL10007 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「CRMBK-SD-4210」になっています。 - VIT10004
- VIT10006
- VIT10009
修復タスク 5 - VUL10008 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、構成アイテムが「DEV-SAP-SD-9388」になっています。 - VIT10007
- VIT10010
- シナリオ 3:グループ化基準を [アサイン先グループと脆弱性] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [現行の修復タスクと新規修復タスクで保持] で選択
- 同じアサイン先グループにアサインされ、同じ脆弱性を有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードは、古い修復タスクから削除されることなく、それぞれの新規修復タスクに追加されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
表 : 4. シナリオ 3 で作成された修復タスク 作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分 修復タスク 1 - VUL10009 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2018-9020」になっています。 - VIT10001
レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」に入ったままになります。
修復タスク 2 - VUL10010 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2018-9020」になっています。 - VIT10002
- VIT10005
レコード「VIT10005」は修復タスク「VUL10022」に入ったままになります。
修復タスク 3 - VUL10011 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2012-5357」になっています。 - VIT10003
また、レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10021」に入ったままになります。
修復タスク 4 - VUL10012 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2013-1710」になっています。 - VIT10004
- VIT10006
- VIT10009
修復タスク 5 - VUL10013 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、脆弱性が「CVE-2013-3906」になっています。 - VIT10007
- VIT10008
- VIT10010
- シナリオ 4:グループ化基準を [アサイン先グループとリスク評価] で、[他の修復タスクのレコード管理] を [現行の修復タスクと新規修復タスクで保持] で選択
- 同じアサイン先グループにアサインされ、同じリスク評価を有するレコードが 1 つの修復タスクにグループ化されます。VIT10001、VIT10003、VIT10005 のレコードは、古い修復タスクから削除されることなく、それぞれの新規修復タスクに追加されます。修復タスクが 5 つ作成されました。
表 : 5. シナリオ 4 で作成された修復タスク 作成された修復タスク 修復タスクのレコード部分 修復タスク 1 - VUL10014 この修復タスクには、修復オーナーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「4」になっています。 - VIT10001
- VIT10004
レコード「VIT10001」は修復タスク「VUL10021」「VUL10022」に入ったままになります。
修復タスク 2 - VUL10015 この修復タスクには、脆弱性対応のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「2」になっています。 - VIT10002
- VIT10005
レコード「VIT10005」は修復タスク「VUL10022 」に入ったままになります。
修復タスク 3 - VUL10016 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「1」になっています。 - VIT10003
- VIT10007
- VIT10008
レコード「VIT10003」は修復タスク「VUL10021」に入ったままになります。
修復タスク 4 - VUL10017 この修復タスクには、修復マネージャーのアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「2」になっています。 - VIT10006
- VIT10009
修復タスク 5 - VUL10018 この修復タスクには、LDAP 管理者のアサイン先グループにアサインされたレコードが含まれ、リスク評価が「4」になっています。 - VIT10010