実経過時間とビジネス経過時間

  • リリースバージョン: Australia
  • 更新日 2026年03月12日
  • 所要時間:1分
  • タスク SLA レコードには、実経過ビジネス経過という 2 つのタイミング情報のセットが含まれています。

    この 2 つのタイミングのセットの違いは、SLA 定義を作成してレポートするときに重要です。

    • 実経過値は、24 時間 365 日で計算されます。
    • ビジネス経過値は、タスク SLA で指定されたスケジュールに基づいて計算されます。スケジュールは、デフォルトで SLA 定義から取得されます。
      注:
      スケジュールが指定されていない場合には、[ビジネス経過時間][実経過時間] と同じになります。これは、SLA エンジンで com.snc.sla.always_populate_business_fields プロパティを false に変更することによって無効にできます。このプロパティを false に 設定すると、[ビジネス] フィールドは 0 または空になります。
    デフォルトでは、タスク SLA レコードの関連リストには実経過時間のみが表示されます。ビジネス経過時間も表示するよう、リストを設定できます。

    経過時間とスケジュール

    SLA が平日の午前 9 時から午後 5 時までのスケジュールを定義している場合を考えてみましょう。このスケジュールでは、実経過時間とビジネス経過時間の差が大きくなる可能性があります。

    たとえば、タスク SLA が平日の午後 2 時に開始されると、次の平日の午前 9 時でのビジネス経過時間は 3 時間で、一方その実経過時間は 19 時間となります。

    図 : 1. ビジネス経過時間と実経過時間
    実経過時間とその中のビジネス経過時間

    さらに、スケジュールが作業日を 8 時間で定義している場合、ビジネス経過時間の 24 時間または 1 日は、実経過時間の 3 日間に相当します。

    図 : 2. 例:ビジネス経過時間と実経過時間 - 24 時間 365 日
    24 時間 365 日の実際の経過時間の例

    たとえば、平日午前 8 時から午後 5 時までの SLA スケジュールの外側である 12 月 12 日金曜日の午後 9 時にインシデントがオープンされるとします。

    現在の時刻が次の月曜日の午前 9 時 30 分であれば、
    • ビジネス経過時間は、SLA ビジネス タイマーが金曜日の午後 5 時に停止し、月曜日の午前 8 時に再開したため、1 時間 30 分となります。
    • 実経過時間は、インシデントがオープンされてから現在までのリアルタイムを表す 60 時間 30 分となります。
    経過割合 (%) も同様に計算されます。実際の経過割合は 750% を超え、一方でビジネス経過割合は 8 時間の SLA で 19% となります。